コロナ禍は特に注意！〜男性が密かに傷つくＮＧワード〜

 

相談者【30代女性】

Q.コロナもあって彼が転職しました。

ただ、前職よりも給与が安いらしく、
人間関係もそんなにうまくはいってなさそうです。

何か力になれないかと会った時には色々と
聞いたりするのですが、あまり話してくれません。

LINEで仕事の状況や問題になっていることを
聞いても、既読スルーが多いです。

私としてはこんな時だから手伝えることや、
相談に乗ってあげたいのですが、何をしてあげればいいでしょうか？

 

A. 放っておけ！

こんにちは、一般社団法人　恋愛・結婚アカデミー協会　
代表理事の井上敬一です。

コロナを機に現在の仕事を考え直したりする方や、
新たな働き方をする方が増えました。

中には解雇になったり、雇い止めだったりと
強制的に他の職に就かざるをえない方も。

新たな環境、新たな職場では色んな問題が出てきたり、
覚えなくてはいけないことも沢山出てきます。

女性は男性が悩んでいたり、元気がなかったりすると
直ぐに解るものです。

当然力になってあげたくもなる筈。

しかし、彼が頼ってきたりアドバイスを求めてこない限り、
決して何もしなくてもいいです。

何故なら、男性が問題を抱えた時は、一人で解決したいものだから。

もっと言うと、彼女には心配を掛けさせたくない、
問題を背負わせたくないという心理が働くから。

女性からすると放っておくのはつれない、
辛いというのは分かります。

しかし、ここは男性の気持ちを優先的に考えること、
何より彼の“男を立ててあげる”のが良いでしょう。

基本的に男は【自主独立】の生き物です。

「自分で問題を解決したい」
「自分で克服したい」

という心理が働きます。

逆に言うと、誰かを頼ったり、助けられたりすると、
自分には力がないような気にもなります。

心配だからこそ、彼の力になりたいという
気持ちは素晴らしいことです。

しかし、彼の悩み事を解決したいと、問題を聞こうとしたり、
力になるからと詳細を尋ねることは、
彼自身のプライドを傷つけているかもしれません。

彼が仕事のことを話したがらない、
悩みを打ち明けずLINEを既読スルーをするのは、

「あなたに心配を掛けたくない」
「自分で解決したい」

という気持ちが働いているからです。

悩みの詳細を語れば語るほど、自分は弱いのかもしれない、
そうやって惨めな気持ちになるのが基本的な男性心理なのです。

ですから、今回のケースでは放っておくのが一番です。

放っておくのは冷たいと思う方は、

『彼は自分で解決する力がある』

と信頼することだと捉えて下さい。

“男を立てる”というのはそういう意味です。

今回のケースは必ず時間が解決しますので、
彼を信じて待ってあげて下さいね。

◆あなたの言葉が知らないうちに彼のプライドを傷つけている！

今回の相談は「放っておけばよい」
ということが理解できたと思います。

しかし、同じように、男性心理を理解せず、
悪気もなく彼を傷つけてしまう言葉を言っていることもあります。

特に今はコロナ禍で、男性は言わないだけで、
仕事で色んな問題、課題に直面しています。

それを知らずに、女性から更に追い打ちを掛ける言葉を言うと、
ブライトがズタズタになり逃げ出してしまうことも。

せっかくなので代表的なものも先にお伝えしておくので、
転ばぬ先の杖として覚えておいて下さいね。

1.○○さん上手くいってるらしいよ

他の誰かと比較されて、負けているということほど、
男のプライドを傷つけることはありません。

なので彼には絶対に言ってはいけないことです。

特に「稼ぎ」や「仕事」に関しての比較は、
何よりも嫌がるもの。

女性からすると「他の人が上手くいってる」と言うだけで、
別にあなたが劣っているとは思ってはいない、
あなたを応援して「何かヒントを得られると思って言っているだけ」
という場合もあるでしょう。

しかしながら、彼はそうとは取らず、他の男に負けた、、、
としか思えないことが多く、やはり言わない方が良いでしょう。

2.口だけだよね

言うことだけは立派だけど、行動が全く伴っていない。

そんな彼の姿を見たら、イラッとしてしまうこともあるでしょう。

とはいえ、「口だけだよね」ということを言ってしまうと、
男性は激しく傷つきます。

特に、仕事に関してこれを言われると、傷つくどころか
あなたに憎悪すら抱く可能性も。

思っていても、お互いの為に言わないのが良いでしょう。

3.いつもそうだよね

このセリフを言うのは、

大抵の場合は彼を責めるときだと思います。

何か失敗をした、、
約束を破った、、
あなたが不利益を被った、、

そんなとき「いつもそうだよね」と言われると、
男は全人格を否定されたかのように感じます。

今までしてきたことも、何も功を奏して無かったかのように思い、
ものすごくプライドが傷つきます。

また、人によっては、

彼女に対してやってきたこともある、、
それで喜んでたこともあったはず、、

そんなことを考える彼もいます。

そんな男性に、いつもそうだと言うと
“昔から嫌がられていた”
“実は彼女は嘘の喜びをしていた”
と思ってしまう男性も。

そうなると今までの付き合い自体も、
否定されたかのように思います

なので、どうしても彼を責めるときは、
あくまで今回のことだけだと伝えて
いつもそうとは言わぬようにしましょう。

コチラはそんなつもりはなくても、言葉を間違うと
取り返しのつかないことになってしまうので気をつけて下さいね。

4.男らしくないね

これを言われると男はこう捉えます。

深く傷つくのは当たり前ですが、彼の中では、

「それならもう他の男と付き合ってくれ！」

と思ってしまうことも。

女性からすると半分は冗談で言っているときもあります。
また、彼を鼓舞するために言うこともあるでしょう。

しかし、ここをダメ出しされると勇気を挫かれて、
立ち直れなくなることも。

人によっては逆ギレし、そこから
何もしなくなる男性も出てきます。

絶対に言ってはいけない言葉のうちの一つですね。

 

如何でしょう。

女性にとっては大したことがない言葉も
男性にとっては大いに傷つくことがあります。

どこまでいっても、男性は自分のプライドを
大切にしてくれる女性を大切にしたいものです。

これらのＮＧワードだけは気をつけて下さいね。

これからもあなたの恋愛や婚活を心から応援しております。