第179回★婚活ブログ【恋愛相談】運命の人に出会える!?自分に合う結婚相談所の選び方とは?

自分に合う結婚相談所の選び方

相談者【30代女性】
 
古くからの友人がつい最近結婚しました。

詳しく聞くと結婚相談所に入ってすぐ良い人
に出会い結婚したそうです。

友人の勧めもあって、私も入会しようと思いますが、どの相談所に入ればよいのでしょうか?

相談所の数が多いのもあって迷っています。

友人が利用した結婚相談所も良いかもしれませんが、自分に合うかどうかは別問題だと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

 

A. どの相談所も一緒!

こんにちは、一般社団法人恋愛・結婚アカデミー協会、代表理事の井上敬一です。

最初から元も子もないようなアンサーを出したのには理由があります。

結婚相談所は基本的にはお相手をご紹介し、
お見合いを探す場所です。

自分の条件や理想のもと相談所の登録者から検索する、或いは仲人から勧められることもあります。

但し、ご紹介されるお相手は、幾つかの大きな団体が、全国の会員をデータベースとして管理していて、そこから選びます。

最近では、その大きな団体の垣根も越えてデータベースを共有し、お見合いが組めるようにもなっています。

すなわち、どこの結婚相談所に入会しても、データベースは同じものを使っている所が多く、ご紹介されるお相手は同じなのです。

現在、全国に4000程の相談所がありますが、行き着く先の会員は大きく分けて5つくらいの団体が管理しています。

極論と思うかもしれませんが、どこに入会しても同じとお伝えしたのには、そういう背景があったのです。

例に漏れず、私自身も大きな団体に加盟し結婚相談所を開所しています。

他の相談所を悪く言うつもりはありませんが、良いお相手を見つけるという点では、違いは殆どないということです。

これが事実なのですが、さすがにこのアンサーだけでは乱暴過ぎますね。

以下に、自分に合う結婚相談所を見抜くポイントを違う観点でまとめました。

こちらも是非、参考にして下さい。

◆出会いの数より、出会いをものにする力!

お見合い相手の数や質という点では、どこも大差はないということはご理解いただけたかと思います。

ここからは、それ以外の要因で、自分に合う結婚相談所を見抜くポイントを3つ挙げます。

相談所に入ったものの、なかなか結婚ができないということでは本末転倒なので、しっかりと頭に入れて間違わない相談所選びをして下さいね。

1、仲人とのウマが合うか?

結婚とは人生の中でも大きな意味を占めます。人によっては人生そのものです。

その人生そのものを委ねる仲人との相性が良くないというのは絶対に避けたいもの。

お見合い相手に求める条件や理想もそうですが、相手からも理想や条件が突き付けられるのが結婚。

自分の強みや長所はもちろん、場合によっては足りない点や短所とも向き合う必要が出てきます。

そうやって自分を見つめ直すこと、うまくいかない原因を取り除いていく必要もあるわけです。

そう考えると、婚活を伴走してくれる仲人とのウマが合わないというのは致命的です。

客観的な立場である仲人からのアドバイスを素直に受け取れないからです。

ウマが合わないとアドバイスではなく、単なる苦言として取るでしょう。

また、そんな仲人に、自分のことを深く知って貰おうとも思わないでしょう。

また、そんな仲人から勧められたお見合い相手では、気持ちも前向きになれません。

なので、先ずは仲人との相性がとても大切です。

ウマが合うかどうかはシンプル。

「この人はなんか好きだな」

そうやって直感的に思った自分の気持ちを大切に選んで下さい。

何度も言うように、会員のデータベースはどこも同じです。

間違っても結婚相談所の規模や実績、事務所の豪華さ、仲人の知名度だけで選ばぬよう。

「この人なら自分の人生を預けられる」

そう感じる仲人かどうかで結婚相談所は選んで下さいね。

2、仲人がお金儲けだけでやっていないか?

相談所に入る方にとっては、結婚とは人生そのものです。

なので、自分で営んでいてなんですが、本来なら婚活を商売にしてはいけない、と個人的思うところもあります。

もちろんボランティアでは良いことも続けられないので、ビジネスとして捉えてはいます。

しかし、お金儲けだけでやっている仲人は絶対に良くないともやはり思うのです。

そんな仲人は、いかに効率よく結婚させて、成婚料を貰うことばかりに気が走ってしまいます。

そうなると、会員の方の気持ちにも寄り添えないし、親身になることもありません。

要は、結婚を人生そのものと考え重要視する会員と、ビジネスライクに捉える仲人に決定的な溝ができるのです。

なので、ご縁を結ぶのが好きで、人自体も本当に好き、結婚相談所をライフワークでやっているような仲人を選ぶのがベストです。

それはどこで分かるかというのには目安があります。

「成婚退会された会員と今でも交流があるか?」

「今でも時おり訪ねてきたり、相談に乗ったりすることがあるか?」

この辺りを率直に聞いてみると良いかと思います。

もしそういったことが頻繁にあったりするなら、退会した会員からも慕われているということ。

これは婚活中に如何に親身になってお世話をしていたかも計り知れます。

また、間違いなくその仲人の方はライフワークで相談所を営んでいます。

質問をしてウソをつくこともできるかもしれませんが、本当かどうかは聞いていると必ず分かります。

こちらもひとつの目安にしてみても良いかと思います。

3、仲人のアドバイスが具体的か?

ウマが合う、ライフワークでやっている。

これらを兼ね備えていても、最後はやはり、仲人に実力がなければ意味がありません。

ステキなお相手との結婚に導きたいという気持ちがあることと、それを叶える真の実力があることは別です。

では、仲人の真の実力とは何でしょうか?

それは大きく分けて2つです。

・会員さまに合う相手を選定する目
・どうすればお見合い相手に愛され、大切にされるかという助言の有無

結婚は条件も大切ですが、もっと大切なのは相性です。

お相手が条件的にいかに良くても、自分との相性が悪くては、結婚後が思いやられます。

お見合い前後のお話を聞き、相手の価値観を理解し、尚且つあなたがその人に合うかどうかも見抜く力が必要でしょう。

要はそれだけの人生経験をしているかどうか、人付き合いの経験が有るかどうかが重要だということです。

仲人がこの実力を持っているかどうかを知るのも簡単です。

ある程度あなたと話をしたあと、

「自分はどんな人間だと思います?」

と質問してみて下さい。

その答が納得できるものなら、あなたのことを理解する力がある。

ひいては人を見抜く力があるということなので、相性の良い相手も選定できるでしょう。

もうひとつ。

結婚は相手あってのものですから、自分が良いと思った相手に選ばれる必要があります。

簡単に言うと、どうすればお見合い相手に好かれるかということです。

具体的にどんな心待ちで、どんな服装と会話をし、どんな振る舞いをすれば良いかを助言できるか。

要は人間関係構築の手法を知っているかどう
かです。

それがないとお見合いがうまくいくことはないからです。

この助言が非常に主観的だったり、仲人のキャラだからできるものだったり、抽象的なものだと効力がありません。

会員を成婚に導く、的確で、具体的な助言ができるかどうかが最も大切なのです。

では、その力があるかどうかを見抜くにはどうすればよいか。

こちらも簡単で、入会する前にちょっとした人間関係の相談を仲人にしてみて下さい。

婚活ではなく、今までの恋愛や、職場での人間関係、または家族間のことでもいいです。

その相談に対して、しっかりとした納得のいく答があるかどうかで仲人の真の実力が分かるでしょう。

何か仲人を試しているようで嫌な気持ちになるかもしれません。

しかし、自分に合う結婚相談所選びという点では最も重要なところです。

僕自身が人間関係を良好にするコミュニケーションを専門でやっているので、自分を勧めているように思うかもしれません。

しかし、別に僕でなくても良いのです。

自分が安心して身を委ねられ、親身になって考えてくれ、尚且つきちんと助言を頂ける仲人を選んで下さい。

結婚相談所で大切なのは、出会いの数ではなく、出会いをものにする力なのです。

 

これからも、あなたの恋愛や婚活の成就を心より応援しております。

投稿者プロフィール

井上敬一
井上敬一
兵庫県尼崎市出身。立命館大学中退後、ホスト業界に飛び込み1ヶ月目から5年間連続ナンバーワンをキープし続ける。当時、関西最高記録となる1日1600万円の売り上げを達成。業界の革命児として、PrinceClubShionをはじめとしたシオングループオーナー業を経て、現在は実業家として企業、個人のブランディングやアパレル、サムライスーツなどのプロデュースを手掛ける他、人に好かれるコミュニケーションを伝える研修・講演を展開している。