第153回★婚活ブログ【恋愛相談】コロナ離婚の危機!?気になる原因と対策3選を伝授

コロナ離婚にならない為に!
〜同棲カップルが気をつける3つのこと〜

相談者【30代女性】

Q.私には結婚を前提に同棲している彼がいます。

今のところ大きな問題はないのですが、最近

「コロナ離婚」

というものがあると聞き、少し心配になってきました。

なぜなら、お互いに在宅ワークが多くなり、
一緒にいる時間が増えたからです。

確かに、私自身たまにイラっとすることもありますし、
彼もそう思うこともあるかもしれません。

これから何か気をつけることや、対処法はありますか?

 

A. 先ずは“コロナ離婚”の原因を知る!

こんにちは、一般社団法人 恋愛・結婚アカデミー協会
代表理事の井上敬一です。

コロナの影響で、経済的なことだけでなく、
精神的な面でも苦しむ人が多いですね。

そんな中で生じる「コロナ離婚」

本来ならこういう危機的な状況だからこそ、
二人が仲良くし、乗り切らないといけません。

しかし、一緒にいる時間が長くなったことで、
「今まで相手の見えていなかったこと」が見える。

そこですれ違いや理解できないことが増え、
ケンカが絶えなくなり、協力するどころか
別れを決意する夫婦が急増。

これが「コロナ離婚」の簡単な経緯です。

これは結婚している夫婦だけでなく、
同棲カップルにも起こり得ること。

そこで、まずはコロナ離婚の具体的な原因、
正確に言うとイラッとしたり、
ケンカになったきっかけを知ることをおすすめします。

これが分かれば、コロナ離婚を
避けることにつながるからです。

◆SNSでアップされている本音!

ツイッター上の「#コロナ離婚」で調べてみたところ、
以下のようなことが呟かれていました。

ツイッターは匿名性が高いので、
本音がリアルに出ていると思います。

・妻に消毒や、手洗いを毎度うるさく言われ、
一生懸命に仕事してきてるのに、
バイ菌扱いされているみたい、、、

「言われなくても自分でやるよ!」

・夫がテレワークになり私の家事が増えた

夫の起きる時間が遅くなった
夫の昼食の準備・片付け、食べたものをすぐに片付けない
服は脱ぎっぱなし
テレビを見る時間が長くなった

・飲食店なので仕方なく休業。 
同棲してる彼女から「大丈夫このままで?」  
と変な心配をやたらとされる、、、

「なんかお金目当てなの?」

・有休消化で夫は自宅にいるが、
大して子どもの面倒も見れず、
家事もやらないので頼れない

・もういいだろう、人のことも考えろよ!
妻が買いだめし過ぎだと思う、、、

・私も夫もテレワークで夫はいろいろ
手伝ってくれるものの、
細かいことまでは気づかないので、
結局私が家事・育児を総点検

・何も言われてないけど、やることがなくて
家にいると妻に責められているように思う

・子どもを感染から守るために
外出を避けたり自宅の清潔を保とうとしてるのに、

「そんなに神経質にならなくてもいいよ」

と、子どもを平気で外に連れて行こうとする
いい加減な夫と意見が対立

・テレビやニュースを見て、常に不平不満を 
言う彼女にくたびれる、、

「こっちは具体的にどうするかを考えてるのに、
文句しか言わねーな!」

・会社仲間との飲み会、銭湯、ジムなど
人の集まる場所に出かけようとする夫を止める。

聞く耳を持たず、「大丈夫だよ」と出かける夫にイライラ

◆ケンカのきっかけは実は思いやり!

上記のような本音を客観的に見るだけでも、
私たちが仲良くするための方法が見えてきます。

更に見ていくと、イライラしたり、
ケンカになるきっかけは主に3つです。

1、価値観のズレ

・相手が感染のリスクを避けるために、
衛生面で気を遣っているのに相手はさほど気にしていない。

・色々と手伝ってくれて嬉しいが、
細かなところまで見ていない。目が行き届かない。

2、道徳観のズレ

・買いだめせずに皆んなで分かち合わないといけない

・起こったことに対する処理の仕方や、
具体的な解決方法を考えようよ。

3、不安感のズレ

・相手を心配しているのにも関わらず、相手は
お金の切れ目が縁の切れ目なのかと不安に思っている。

・何も言っていないのに、勝手に疑心暗鬼になって
相手から責められているかのように思う。

このように見ていくと、
かなり整理できてきました。

ポイントは、よく見るとお互いのことが
嫌いになっている訳ではないということ。

イラッとしたり、ケンカになったりするのは、
相手や周囲を心配して、
発した言葉がきっかけになっている。

簡単に言うと相手や周囲に対する、
優しさや思いやりからくるものです。

それがちゃんと伝わらずに、
相手はケンカを売られたと思ってしまう。

相手を思いやる言葉なのに、その真意が伝わらず、
責められているように感じケンカになる。

即ち、伝え方や、受け止め方の問題であり、
コミュニケーションの取り方に原因があるのです。

◆ケンカにならない対話の仕方

ここまで見て分かったと思いますが、
イラッとしたりケンカにならない
コミュニケーションを取れば、
コロナ離婚や恋人同士が別れることもありません。

更に、今まで少しズレていた
お互いの価値観や道徳観を、
今回を機に合わせていくこともできます。

具体的には以下のような
コミュニケーションの取り方を心がけて下さい。

・憎しみや嫌いな気持ちではなく、相手を
心配していたり、想っているということを最初に伝える

・相手を否定せず、こうして欲しい、
こうしてしてくれると助かる、
という言葉を発し、あとは相手が変わるのを待つ

・相手に何か進言された時は、自分を責めようと
しているのでははなく、
善意から言ってくれてるのだと信じて聞く耳を持つ

更に具体的に言うと、相手に何かを話すときや、
相手の話を聞いた時に、

“10秒”置いて、

これら3つのことを考えてから対話する。

それだけで、相手を思いやる気持ちが伝わり、
相手からの優しさや愛情も、
しっかりと受け止めることができます。

また、分からない点や、お互いズレている点も、
上記のやり方で、率直に対話することで、
お互いに分かり合えるようになります。

コロナが原因で別れるのか、
コロナを機会に更に仲良くなるのか。

実は、コミュニケーションの取り方一つで
大きく変わってきますので、
今回の記事を参考に仲良く乗り越えて欲しいと思います。

これからもあなたの恋愛や婚活を心よりお祈りしております。

投稿者プロフィール

井上敬一
井上敬一
兵庫県尼崎市出身。立命館大学中退後、ホスト業界に飛び込み1ヶ月目から5年間連続ナンバーワンをキープし続ける。当時、関西最高記録となる1日1600万円の売り上げを達成。業界の革命児として、PrinceClubShionをはじめとしたシオングループオーナー業を経て、現在は実業家として企業、個人のブランディングやアパレル、サムライスーツなどのプロデュースを手掛ける他、人に好かれるコミュニケーションを伝える研修・講演を展開している。