第148回★婚活ブログ【恋愛相談】嫉妬心の強い彼との上手な付き合い方はある?別れたくない貴方へ

 

嫉妬する彼とつきあう?別れる?そんなときの対処法

 

半年まえから結婚を前提に
バツイチの彼と交際しています。
付き合いはじめは、ちょっと心配症なのかな?
くらいだったのですが、
最近は明らかに嫉妬してきます。

私のことを心配しているからだと言いますが、
仕事の飲み会や、出張、残業、
友達と会っていても機嫌を悪くします。

もう、どうしたらいいのか
わからなくなってきました。

お付き合いを継続するのは
無理かな?と
思い始めています。

私は彼のことが好きです。

できたら結婚したいと思っているので
関係を改善する方法があれば
是非とも知りたいのですが・・・
無理なんでしょうか?

質問者 40代女性

 

 

 

A たとえ彼の機嫌が悪くなっても自分の意見を主張する

ご質問ありがとうございます。
アドラー流恋愛トレーナーのMIHOKOです。

好きな人から嫉妬されるのは
実は、とても苦しいことですね。

まして、結婚したいと思っているのであれば
なおさらだと思います。

あなたの主張を、彼が受け止めてくれないことも
残念に思っていらっしゃるのではないでしょうか?

あなたの言ったことに対して、
批判や反論が多くなってくると
コミュニケーションがどんどん悪化して
しまうかもしれません。

あなたの気持ちとしては、、、、

「どうして私の言っていることや、
やっていることを信じてくれないんだろう?」

そんな心境になってしまいますよね。

とても悲しいですね。

こうなってしまうと、
主張することに疲れてきます。

なので、会話が減ってしまったとしても
不思議はありません。

そして、あなたの予定や、行動について
本当のことを言っても信じられないなら、

『本当のことを伝えない方が良いのではないか・・・?』

と、感じ、嘘を言いたくなる
ことだってあると思います。

その状態になってしまうと
本当のことを言っても信じられないなら、

「もう何を言いたくない」

となってしまうのです。

これらの状況になることに不思議はありません。

あなたが落胆し、彼との関係を諦めようかと
考えるお気持ちは自然なことです。

でも、こんな時こそ
彼の機嫌が悪くなっても、
あなたは感情的にならず、
自分の意見を主張しましょう!

「感情的にならない」ことがとても重要なポイントです。

A 絶対にネガティブな感情の領域に入らない

そもそも「嫉妬」とは
ネガティブな感情です。

ですから、あなたが彼と同じように
“ネガティブな感情”で対応してはダメなんです!

あなたが怒ったり
ヒステリックになったりすると・・・

彼は

「同じような感情の領域に入って来てくれた!」
「この感情に関心を持ってくれた!」

と受け取ってしまうのです。

そうです、同じ土俵に
乗ってしまうことになるのです。

ですから、感情的になって、

『怒りを使った発言』
『ヒステリックな表現』は厳禁です。

自分から「嫉妬の罠」に陥るようなものなのです。

ですから、彼の言動に
落胆や寂しさを感じたとしても、
絶対に感情的になるのはNGです。

ここは頑張りどころですよ!

勇気を持って、冷静に自分の気持ちを
伝えるしかありません。

あなたの誠実さや正直さを伝えるほうが、
ずっと彼の気持ちを沈める効果があります。

A 勇気を持ってその場を切り上げる

それでも、なお、感情的な言動が続くときは、
勇気を持ってその場をリセットします。

たとえば、場所を変える。
出先なら化粧室に行くなど、
言葉ではなく、あなたの行動で、
その場の雰囲気を切り替えてしまうのです。

さらに、LINEや電話の場合も同じです。

例えば、

「私はあなたに本当のことを言っています。
でも、信じてもらえないみたいね。
とても残念。
このまま、やり取りをしていると
悲しくなってくるからお互いに
ちょっとクールダウンしない?」

と提案してみましょう。

とにかく「彼の感情と同じ領域に入らない」
ことを徹底しましょう!

 

A 嫉妬の目的を見極めましょう。

R・ドライカーズは「人はどのように愛するのか」
の中で、嫉妬をする目的は4つあると言っています。

・欠点の言い訳をするため
・注目・関心を引くため
・主導権を得るため
・復讐をするため

 

さらにW・Bウルフは
「どうすれば幸福になれるか(上)」
で、以下のように断言しています。

誰かを嫉妬するというのは、その人を所有する、
あるいは所有しようとすることである。

嫉妬は最も非人間的で、破壊的な感情の一つである。
弱い人、臆病な人、無知な人の用いる道具であり
悲劇を招くだけで何の効果もない。

『嫉妬する人は、愛する人を傷つけます。』

それにも関わらず、「愛や信頼」に
強い関心があるかのように振舞うのです。

でも、人は愛していなくても嫉妬します。

自分の意見をきちんと伝えること。

そして、彼が聞く耳を持たないと感じても、
勇気を持ってポジティブに
主張し続けるのです。

嫉妬は愛情ではありません。
嫉妬する人は臆病です。

自分を信頼できず、恐れています。

彼とあなたの関係を
改善できるのは
あなた次第なのです。

彼との幸せな結婚を実現したいのなら、
勇気を出して取り組みましょう!

彼のネガティブな感情の渦に巻きこまれず
淡々と主張していたら、彼の対応が
少しずつ変化してくるはずです。

是非、トライしてみましょう!

幸せな結婚は二人で築いてゆくものです。
応援しています!

 

 

参考文献
R・ドライカーズ 人はどのように愛するのか 一光社
W・Bウルフ どうすれば幸福になれるか(上)一光社