【相談者:20代女性】
Q今現在おつきあいしている男性についての相談です。
最近彼の嫌な部分が目についてしまって冷めぎみです。
それは彼が大事な決断や悩みを相談してくれない、
話してくれないところです。
信頼されていないのかと悲しい気持ちになります。
これは自分が我慢すればいいのでしょうか?
指摘してもはぐらかされるか機嫌が悪くなってしまうので…
彼のプライドを傷つけずに改善してもらう方法はありますか?
■解決よりまずは理解から!
こんにちは!
恋愛・結婚アカデミー協会認定講師の工藤辰彦です。
付き合っている彼から信頼を得られていないとしたら…
そう感じるだけでとても辛いですよね。
なぜ勇気を出して指摘しても問題が改善しないのでしょうか?
解決より先に大事なのは
『相手を理解し、なぜその行動に至ったかに思いを馳せること』
なのです。
“恋愛とは人間関係”です。
問題を解決したいと言いう思いが先行して、
相手の気持ちを汲んであげられなければ
いい人間関係を構築することはできません。
自分をわかってくれていないと思う人からの
提案は受け入れづらいものです。
■男女では考え方がこんなに違う!
女性と男性には本質的な違いがあります。
例として、男性が疲れて帰宅し、
険しい顔で黙り込んでいたとします。
「女性はどうしたの?なにかあったの?」
と言葉をかけます。
「男性は大丈夫だよ。何もないよ」
と。
女性は、大丈夫ではなさそうな様子に
さらに質問を重ねます。
「何か言えない事あるの?
なんで言ってくれないの?」
と。
それでもはぐらかす男性にエスカレートして、
「浮気でもしているの!?」
と怒り出すケースも…
なぜこんなすれ違いが生じて
しまうのでしょうか?
それは男性は
“言葉にせずとも
理解してほしい生き物“
だからなのです。
愛する人に心配をかけずに、
問題は自分で解決しなくてはと考えます。
ただ大事な人にそばにいてほしいのです。
女性は
“言葉による共有を求め、
共に問題を解決したい“
と考えます。
「なんで?どうして?」
と心配だからこそどうしても
問いただしてしまいます。
それでは男性にとって、
『1人では問題を解決できない人間』
だと言われているも同然なのです。
そこを男性の本質を理解し、問いただすのではなく
「私に心配かけないように
してくれてるんだね、ありがとう。
何か出来ることあったら言ってね。」
と言えるようになれば男性にとって癒しとなり、
信頼が生まれます。
問いただされている訳ではないとわかれば
自らどんなことに悩んでいるかも
話してくれるようになるでしょう。
■お互いを尊重し合おう!
人は付き合いが長くなると
“良いところには慣れ、
悪いところに目がいきがち“
です。
それを理解し、
“良いところは認め、
尊重してあげる“
“悪いところが見えれば
2人で一緒になおしていく“
そういうスタンスが大事だと思います。
きっと相手もあなたの良いところを尊重し、
悪いところも受けいれてるのだから。
質問中にあった
『指摘してもはぐらかされるか
機嫌が悪くなってしまう』
ですが、もしかしてその指摘は
喧嘩の際などに思わず口に出てしまった
指摘ではないですか?
問題を指摘するのにはタイミングが重要です。
喧嘩の最中などにされた指摘というものは
素直に受け入れられず改善する
気になれないものです。
普段の仲の良い時にこそ笑顔で、
『ここはもっとこうしてほしいな』
と言ってみてはどうでしょう?
良い気持ちで了承してもらえると思いますよ!
あなたの表情や言い方、
タイミングで相手の受け取り方も変わります。
自分も同じようにされたら、
気持ちよくそうしようと思えるのでは
ないでしょうか?
相手の良いところを好きになり、
大事にしてきたのですから、
慣れでそこが見えなくなってしまっては
身も蓋もありません。
『良いところをお互いに認めあい、
そして言葉、行動に出して嬉しがる』
それだけでもっとお互いの
良い部分が見えてきます。
嫌な部分を改善して行くのも大事ですが、
“いい人間関係=恋愛関係”
を築いていくのには
“お互いの良いところを見る習慣“
はとても大事なのです。
相手との大事な時間、幸せな時間は
そうやって積み重ねていくものだと思います。
その築き上げて来たものが
理解になり信頼になります。
1日に何個相手の良いところを
認めていますか?
少し意識するだけで、相手も変わり、
そして関係性も良好になっていく
ものだと思います。
是非、意識してみてください。
■最後に
いかがでしたでしょうか?
男女の違いやお互い理解することの
大切さ、わかっていただけたかと思います。
相手は自分ではないので、
理解するにはちょっとした”コツ”が必要です。
そこがわからないと相手が理由があって
していることも嫌な部分として
受け取ってしまいます。
これからもその人間関係の”コツ”をお伝えして
いきたいと思うのでよろしくお願いします!
投稿者プロフィール
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24歳まで建設業を営み、以前より興味を抱いていた接客業の世界に飛び込むため上京。
歌舞伎町ホストクラブ業界の門をたたき、異例のスピード出世で次々と数々の記録を打ち出す。通算延べ3万人以上を接客。
30歳から店舗経営にも携わり、外食産業、海外事業など幅広い業種へのコンサルタントも務める。
現役時代に得た知識と経験を活かし、甘いマスクと女性向けの分かりやすい講義で人気の恋愛コンサルタントとして活躍中。