コロナ不安に負けないポイント３つ

質問者　3０代　OL

半年前から婚活を始めました。
そろそろ自分の将来を考えなきゃいけないと思ったからです。
でも、その矢先に
コロナ騒動で
予定していたお見合いやパーティは
ことごとくキャンセルになってしまいました。

オンラインのお見合いを勧められましたが、
その気になれなくて・・・
放置してます。

ホトホト、私はタイミングが悪いんですよね。
運がないのかもしれません。
運がないとか言ってちゃダメですよね。
言い訳ですよね・・・
わかってるんです。
でも、体が動かないんです。

不安だらけで怖くて仕方がないんです。
私にはどうすることもできないし、仕方ないとも思うのですが・・・
私は、どうしたらいいのでしょうか？
もうわからなくなっています。

 

 

ご質問ありがとうございます。
アドラー流恋愛トレーナーのMIHOKOです。

せっかく動き出そうと思っていたのに
想定外のことが
次々に起こって困惑なさってしまったのですね。

まず、あまり自分のことを
悪く考えて
ダメ出しするのをやめてみませんか？

自分の将来を考えて
希望を持って行動しようとしたのは
とても良いことなのに、
昨日までの普通が変わってしまった。。

出鼻をくじかれてしまっただけです。

いつだって、どんな時だって、
先のことを考えて、
不安を感じることは誰にでもあることですからね。
あまり、今の自分を責めないようにしては如何でしょう。

１、不安になるのは期待があるからなんです。
自分に期待するのはステキなこと！
自分にダメ出しするのをやめましょう！

実際に起こってもいないことをあれこれ考えて
不安を大きくしてしまうことがあります。
実は、そもそも
不安とはそういうものなんです。

見方を変えてみると、

「未来に期待していないときに
不安を感じること」

はありません。

「こうなったらいいなぁ」
「あんな風になったら幸せだなぁ」

と期待を抱く時に不安は生まれます。

あなたが思い描いた未来予想図が

「もしかしたら
実現できないのではないか？」

と思った時、
未来に対する期待が
不安に変わってしまうのです。

でもね・・・
未来のことなど
誰にもわからないのです。

ですから、
わからない未来のことに
心を悩ませるのでなくて
「今」できることを考えてみましょう。

２、大きなことをしようとしないで大丈夫！
小さな変化を起こしてみる。

例えば、何かあなたの好きなことや
今まで時間がなくて
興味はあったけど、できなかったことをしてみるのも
いいでしょう。

とにかく、自分が気楽に
「今」をこの瞬間を
楽しめる状態にしてみるのです。

ポイントは“小さな変化”です。

例えば、お料理が好きなら
お休みの日にゆっくり自分のために食事を作る。

ちょっと奮発した高級
食材を買ってみるとかです。

読もうと思っていたのに
なかなか時間がなくて読めなかった本を
読むのもいいですね。

それから、
衣類の断捨離とか
あまり履かなくなった靴を捨てるとか・・・

とにかく
大きな変化を起こそうとしなくて大丈夫！
まずは
「小さな変化」を。
簡単なところから始めましょう！

ポイントは、
“自分のために時間とエネルギーとお金を使う”ってことなんです。

 

３、「コロナ」を言い訳にしない。

自分の外側の世界が
少々変化してしまったとしても、
“自分らしく過ごす”ことはできます。

「時間がない・・」
「仕事が忙しい・・」
「コロナが・・」

など、言い訳にしていると、

不思議なことに

“どんどん体が
動かなくなってしまう“

のです。

その理由は「恐れ」です。
不安も恐れの一つなんです。

でもね、
楽しいことに集中していると
恐れは消えてゆきます。

そして、こんな状況でも
自分の時間を
大切にできるようになると

「ああ、そうは言っても私は恵まれてるなぁ、
何はともあれ、今日も元気だし・・・」

と感謝の気持ちが湧いてきたら
ものすご〜く、良い状態です。

そのためには、
「言い訳をしない」
ことです。

あなたの未来には
可能性が溢れています。

アルフレッド・アドラーは、
「人生の意味の心理学（上）」
の中で以下のように言っています。

意味は状況によって決定されるのではない。
われわれが状況に与える意味によって、自ら決定するのである。
私たちは自分で人生を作っていかなければならない。
それは、私たち自身の課題であり、それを行うことができる。
私たちは自分自身の行動の主人である。

 

不安な気持ちを克服することは
「今のあなた」の人生の課題です。

自分の課題に向き合うこと自体が
素晴らしいことです。
自分に期待することをやめないで進みましょう。
応援しています！

 

参考文献
「人生の意味の心理学（上）」アルフレッド・アドラー  アルテ