【相談者３０代女性】

彼の疑わしい行動から彼のスマホをチェックしたところ、LINEで女性との親密なやり取りをみつけました。

それを彼に指摘したところ、彼は私がスマホを勝手に見た事に怒ってしまいました。

実際に浮気したかどうかははっきりしていません。

ただ彼は浮気なんてするタイプではないと思っていただけに、すごくショックです。

彼とは結婚も考えていて、うまくやっていきたいのですが、どうしたらいいのでしょうか？

 

 

A.謝るべきことは先に謝り、

その上で伝えたいことを伝えましょう。

 

こんにちは。

好感力トレーナーの飯淵貴美子です。

 

彼の女性との親密なやり取りをみつけてしまったのですね。

それは本当にとても辛いですよね。

お気持ちをお察しします。

 

きっと、彼を責めたいお気持ちがあることでしょう。

彼はスマホを勝手に見た事に怒っているのですね。

 

お互いが今後も落ち着いて向き合っていくためにも、まずはスマホを見てしまった事を彼に謝りましょう。

 

彼にスマホを見た事を謝った後は、

「私は他の女性とLINEのやり取りをされてさみしかった。」と

「私は」

で始まるメッセージで思いを伝えましょう。

 

 

「私は」で始まるメッセージではなく、

「『あなたは』何で他の女性とLINEしてるの？どういうつもり？」

と「あなたは」で始まるメッセージで彼を責めると、彼も喧嘩モードになってしまうかもしれません。

 

「私は」で始まるメッセージで彼に伝える事により、彼も聞く耳を持ってくれます。

 

アドラー心理学で教えている

『アイメッセージ』

というコミュニケーションのルールです。

 

「私は〇〇と思っています」

というメッセージは、“自分の思い”を伝えているだけで、相手への指示命令は一切ありません。

 

“どう反応するか？”　は相手にゆだねられます。

 

「私は他の女性とLINEのやり取りをされてさみしかった。」

と伝えれば彼もあなたの気持ちを理解してくれる可能性が増します。

 

「ごめんね」と謝ってくれ、落ち着いて話し合いの場を持つことも期待できます。

 

まずはスマホを見た事を謝り、その後に「私は」で始まるアイメッセージで自分の気持ちを彼に伝える事が大切です。

 

 

この事例のように、彼が浮気をしているかどうかがはっきりしないケースはよくあると思います。

“浮気しているかもしれない！”

と感じたときに、したほうが良いことをお伝えします。

 

 

◆“浮気しているかもしれない！”　と疑わしい時は？

 

①「処置より予防」をテーマに彼に抜きうちテストをしてみる。

 

『彼の帰りが遅い時、女性と会っているかもしれない時に用件のある電話をたまにする。』

用件のない電話を男性は嫌うので用件がある事が大事です。

人が見ていれば信号無視はしません。

これと同じで、彼女のチェックがたまに入ると“まっすぐ帰ろう”という気になります。

 

 

「彼の仕事の帰りが遅い日が続いたので、抜きうちで彼に電話する事をたまにしていました。

『明日の朝どうしても牛乳が飲みたいんだけど、買うの忘れたから買ってきてもらえる？』

のような電話です。

そしたら彼がちゃんと帰ってくるようになってきたのでホッとしています。」　（20代パティシエ）

 

 

 

②　日々のストレスなどから、“彼への依存や執着”がないか、自分を振り返る。

 

日々の生活を楽しめていない事が彼の浮気を疑う心理になっているかもしれません。

 

「毎日を楽しむようにしようと、以前趣味でやっていた生け花も再開しました。

そしたら私の楽しんでる姿に彼も笑顔で接してくれるようになり、愛されているのを実感しました。

私自身も自然と彼の浮気を疑う事がなくなりました。」　（40代メーカー勤務）

 

 

 

③　彼をとにかく承認する。外見も含めて、承認するように意識する。

 

男性は承認欲求が強く、承認してくれる女性を好きになります。

 

「彼の事を承認するようにしたんです。

そしたらそれがやっぱり嬉しかったみたいで、前は浮気を心配していたのですが

そんな気配が全くなくなりました。」　（30代会社受付）

 

 

④　彼の浮気心を直そうとしない、コントロールしないこと。

 

男性は行動を訂正されるのが大嫌いで、コントロールされる事を嫌います。

 

「今までは、彼が休みの日にフットサルに行く事さえも『本当にフットサルなの？』と信用できず

フットサルに行く事自体に文句を言っていて、その事で彼が機嫌が悪くなり喧嘩になる事が多かったんです。

ところが彼がフットサルに行く時には、『今日はスポーツ日和だから楽しんできてね！』

と言うようになってからは、彼が私を大事にしてくれるようになったんです。

彼の行動をコントロールするような言葉を言わないようにして本当に良かったです！」　（30代医療事務）

 

 

いかがでしょうか？

 

大切なのは、これから一緒にやっていこうと思っている彼の事を『信頼する』という

考え方を土台に持つことが大切です。

 

その上でお伝えしたアドバイスを実行されてみては如何でしょうか？

 

それでも気になる時は彼に「処置より予防」の抜きうちテストをしてみましょう。

 

彼を承認するコミュニケーションをとり、

自分自身も毎日を楽しく過ごす事が結果的にお二人の幸せにつながっていきます。

 

皆さんのこれからの幸せな生活を心よりお祈りしています。